Three.jsは、Webブラウザ上で3Dグラフィックスを表示するためのJavaScriptライブラリです。基本要素としてシーン、カメラ、レンダラーを使い、立体オブジェクトやライトを追加し、アニメーションを行えます。
使いやすいAPIで、リアルタイムの3D描画やインタラクティブなグラフィックスを簡単に実装できます。ゲームやデータ可視化、クリエイティブな作品に幅広く利用されています。
CDN(コンテンツデリバリネットワーク)を使用する
CDNを利用することで、Three.jsのライブラリをインターネット経由で簡単に読み込むことができます。これにより、ローカルにファイルを保存する必要がなくなり、簡単にThree.jsを始められます。以下では、通常のCDN形式、モジュール形式、そして importmap を活用した形式について紹介します。
通常のCDN
通常のCDN形式では、Three.jsを <script> タグで読み込みます。この方法は古いブラウザにも対応しており、初心者にもわかりやすい形式です。three.min.js を使用することで、軽量化されたバージョンのThree.jsを簡単に導入できます。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Three.js Example</title>
</head>
<body>
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/three@0.152.0/build/three.min.js"></script>
<script>
// ここにThree.jsのコードを書きます
</script>
</body>
</html>HTMLメリット: 簡単に導入できる。
デメリット: モジュール形式ではないため、モダンな開発環境には適さない。
モジュールのCDN
モジュール形式では、three.module.js を利用してESモジュールとしてThree.jsをインポートします。この方法は、モダンなJavaScriptの開発スタイルに適しており、新しいバージョンではCDNで提供されるThree.jsの非モジュール形式のスクリプトが存在しないため、モジュール形式を使用する必要があります。three.min.jsなど存在した場合でも非推奨などの警告がでます。
モジュール形式を利用することで、ES6の import/export を活用してThree.jsを柔軟に管理できます。この方法は、モダンなブラウザ環境やフレームワークを使用したプロジェクトに最適です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Document</title>
<script type="module">
import * as THREE from 'https://cdn.jsdelivr.net/npm/three@0.171.0/build/three.module.js';
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>JavaScriptメリット: モジュール形式を利用可能。
モダンな開発に最適。デメリット: 古いブラウザでは動作しない。
importmap を利用したモジュールのCDN
importmap を使うと、CDNパスを簡略化し、モジュール名でThree.jsをインポートできます。この方法は、コードの可読性を向上させ、複数のモジュールを効率的に管理するのに適しています。
importmap を使用すると、モジュール名とCDNパスをマッピングし、インポートを簡略化できます。モジュールが複数ある場合でもスムーズに管理できます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Document</title>
<script type="importmap">
{
"imports": {
"three": "https://cdn.jsdelivr.net/npm/three@0.171.0/build/three.module.js"
}
}
</script>
<script type="module">
import * as THREE from "three";
</script>
</head>
<body>
</body>
</html>JavaScript- メリット: モジュール名を直接指定できるためコードが簡潔。
- デメリット: 一部の古いブラウザでサポートされていない。
Three.jsをローカル環境で使う方法
Three.jsをローカルで使うには、まずNode.jsをインストールします。Node.jsはJavaScriptの実行環境で、パッケージ管理ツール(npm)が含まれています。
- 新しいフォルダを作成し、ターミナルでそのフォルダに移動します。
- mkdir my-threejs-app
- cd my-threejs-app
- npmを使ってプロジェクトを初期化します。
- npm init -y
- npmを使ってThree.jsをインストールします。
- npm install three
- Viteを使って開発サーバーをセットアップ
- npm install vite
- package.json に以下のスクリプトを(”scripts”)に追加して、簡単にサーバーを起動できるようにします。
- “dev”: “vite”
- 開発サーバーの起動と確認
- npm run dev
この手順を通して、ローカル環境でThree.jsを活用する基礎が身につきます。今後は、光源やテクスチャなどの応用機能を試してみてください!


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