diskpartは、Windowsに組み込まれているディスク管理ツールで、コマンドラインからパーティションやボリューム、ディスクを管理するために使用されます。以下に、diskpartのコマンド概要、主なオプション、および使用例を説明します。
構文
<コマンド> [オプション]Bash<コマンド>: diskpartで使用できる各コマンド(例:list disk、select disk <番号>)。
[オプション]: コマンドに対して付加するオプションやパラメータ(例:<番号>、fs=<ファイルシステム>など)。
その前にdiskpartコマンドを実行します。このコマンドを実行すると、DISKPART>プロンプトが表示され、ここから各種ディスク操作コマンドを入力することができます。
※diskpart は強力なツールですが、誤った操作はデータの消失を招く可能性があるため、慎重に使用してください。
パラメーター
| list disk | システムに接続されているすべてのディスクを一覧表示します。 |
| select disk <番号> | 操作対象とするディスクを選択します。 |
| list partition | 選択したディスク上のすべてのパーティションを一覧表示します。 |
| select partition <番号> | 操作対象とするパーティションを選択します。 |
| create partition primary | プライマリパーティションを作成します。 |
| delete partition | 選択したパーティションを削除します。 |
| extend | 選択したパーティションを空き領域を使って拡張します。 |
| shrink | 選択したパーティションのサイズを縮小します。 |
| format fs=<ファイルシステム> | 選択したパーティションを指定のファイルシステムでフォーマットします(例:ntfs、fat32)。 |
| assign letter=<ドライブ文字> | 選択したパーティションにドライブ文字を割り当てます。 |
| clean | 選択したディスクからすべてのパーティションとデータを削除します(完全消去)。 |
| exit | diskpartを終了します。 |
コマンド
スタートメニューで「cmd」を検索し、「管理者として実行」を選択。
ディスクコマンド実行
diskpartBashプロンプトが表示されます。
ディスクの一覧表示
- 物理的なHDDやSSD のこと。
- list disk コマンドで、ディスクの一覧を表示。
- フォーマット前は「未割り当て」状態 になっている。
- 1つのディスクに複数のパーティション(ボリューム)が含まれる。
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 465 GB 1024 KB *
ディスク 1 オンライン 931 GB 1024 KB *Bashディスクの選択
DISKPART>select disk <番号>Bash<番号>: 選択するディスクの番号。
パーティションの一覧表示
- select disk <番号>でドライブを選択した後に実行します。
- ディスクの一覧(Disk 0, 1, 2…)があります。
- そのディスクの中に パーティション(Partition 1, 2…)を作成します。
CドライブにあたるところはTypeがプライマリの場所です。
- 「システム」 = UEFIブート(EFIパーティション)
- 「予約済み」 = Windows用の特殊領域
- 「プライマリ」 = Cドライブ(OSやデータ)
- 「回復」 = システム修復用
自分で設定でもしない限りディスク1以降には、OSがそもそもないので、システム、予約済み、回復は存在しません。
DISKPART> list partition
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
Partition 1 システム 100 MB 1024 KB
Partition 2 予約済み 16 MB 101 MB
Partition 3 プライマリ 464 GB 117 MB
Partition 4 回復 686 MB 465 GBBashパーティションの選択
DISKPART>select partition <番号>Bash<番号>: 選択するパーティションの番号。
ボリュームを一覧表示
- パーティションの論理的な名前
- ドライブ文字(C:, D: など)が割り当てられている
- list volume でボリュームの一覧を確認できる。
- ボリュームにはファイルシステム(NTFS、FAT32 など)が適用される。
- shrink や extend コマンドを使ってサイズ変更が可能。
DISKPART> list volume
Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info
---------- --- ----------- ---- ---------- ------- --------- --------
Volume 0 C NTFS Partition 464 GB 正常 ブート
Volume 1 FAT32 Partition 100 MB 正常 システム
Volume 2 NTFS Partition 686 MB 正常 非表示
Volume 3 D ボリューム NTFS Partition 931 GB 正常Bashボリュームの選択
DISKPART>select volume <番号>Bash<番号>: 選択するパーティションの番号。
未割り当て領域を作る(例:50GB = 51200MB)
DISKPART>shrink desired=51200
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 465 GB 1024 KB *
* ディスク 1 オンライン 931 GB 50 GB *Bash指定した容量分の未割り当て領域が作成される
list diskでディスク1に未割り当てがあることを確認する。
プライマリパーティションの作成
create partition primary を実行すると、ディスク上の「未割り当て領域(Unallocated)」のうち、一番最初、ディスク管理で見ると左から探して、最初に見つかった空き領域に新しいパーティションが作成。
DISKPART>create partition primaryBashフォーマット
DISKPART>format fs=ntfs quickBashfs=<ファイルシステム>: フォーマットするファイルシステムの指定(例:ntfs、fat32)。
quick: クイックフォーマットを行うオプション。
フォーマットができたか、list volumeで確認してみてください。
ドライブ文字の割り当て
list partitionでパーテンションの確認をし、
select partition <番号>で先ほどフォーマットも行っている
パーテーションにドライブ文字を割り当てます。
DISKPART>assign letter=<ドライブ文字>Bash<ドライブ文字>: 割り当てるドライブ文字(例:D、E、F)。
※フォーマットは文字の割り当て後でもできます。
ディスクのクリーン
こちらのコマンドは注意!!
- すべてのデータが削除される(復元できない)
- パーティション情報も消えるため、ディスクが「未割り当て」の状態になる
- 「ディスクの管理」や list partition を実行してもパーティションが表示されなくなる
- OSが入っているディスクでは実行できない(Windowsが動作しているディスクはクリーン不可)
まずはディスクの選択(select disk <番号>)、を行います。選択済みでしたら省略して良いですが、念のためlist diskで確認しましょう。
DISKPART>cleanBashパーティションの削除
こちらのコマンドは注意!!
- ドライブを削除 → 「パーティションの削除」(Partition Deletion)
- ある特定のドライブ(パーティション)を削除すること。
- データやドライブ文字は消えるが、ディスク自体は残る。
- 削除後、その領域は 未割り当て領域 になる。
- 例:Dドライブを削除する。
まずはディスクの選択(select disk <番号>)、パーティションの選択(select disk <番号>)を行います。選択済みでしたら省略して良いですが、念のためlist partitionで確認しましょう。
DISKPART>delete partitionBashdiskpartセッションの終了
DISKPART>exitBashdiskpartを終了します。
これらの構文を組み合わせて、ディスク管理のさまざまな操作を行うことができます。各コマンドを実行する前に、選択したディスクやパーティションが正しいかどうかを確認することが重要です。
公式のMicrosoftドキュメントにはdiskpartコマンドの詳細な説明が掲載されています。コマンドの数も多いのでリンクも載せておきます。公式ドキュメントは、各コマンドのパラメータやオプションについて非常に詳しく説明しており、また最新の情報が反映されています。

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