pingコマンドとは?ネットワークの健康診断ツール
「インターネットが遅い」「接続が不安定」「特定のサイトだけ開かない」そんなとき、まず試してみたいのが pingコマンド です。
このコマンドは、対象のホスト名またはIPアドレスに「信号(ICMPエコー)」を送り、応答があるか確認することで、ネットワークが正常に機能しているかどうかを調べることができます。
基本構文と使い方
ping [オプション] ホスト名 または IPアドレスBash例えば、GoogleのDNS(8.8.8.8)にpingを送ると、通信ができるかどうかをすぐに確認できます。
主なオプション一覧と意味
| オプション | 意味 |
|---|---|
| -c <回数> | 送信するpingの回数を指定します(例: -c 4) |
| -i <秒> | pingの間隔を秒数で指定(例: -i 1) |
| -t <秒> | タイムアウト時間の指定(例: -t 5) |
| -s <サイズ> | pingメッセージのサイズを指定(例: -s 128) |
使用例と解説
🔹 特定ホストに4回pingを送る
C:\> ping -n 4 www.example.comBash→ www.example.com に4回pingを送信し、応答速度やパケット損失を確認できます。Windowsでは -n を使います(Linuxでは -c)。
🔹 1秒間隔でpingを送る
C:\> ping -n 4 -w 1000 www.example.comBash→ 1000ミリ秒(1秒)の待機時間で、pingを4回送ります。タイミング調整したいときに便利です。
🔹 応答がなければネットワークに問題がある
pingに応答がない場合は、以下の原因が考えられます。
- 対象のホストがダウンしている
- DNSが正しく動いていない
- ルーター・ネットワークケーブルに障害
- ファイアウォールやセキュリティソフトがブロック
活用シーン:こんなときに使える
- サーバーが起動しているか確認したい
- インターネット全体 or 社内LANのどちらが問題か切り分けたい
- DNSではなく直接IPアドレスで確認したいとき
まとめ:pingはネットワークトラブル診断の第一歩
- pingコマンドは通信確認の基本コマンド
- オプションを使いこなせば、回数・間隔・サイズも調整できる
- 応答の有無で、障害箇所の目星がつけられる
ネットワークに違和感があるときは、まずpingで状況を可視化してみましょう。

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